里山の緑を、次の世代へ。五郎助山で木を知る講習会と自然体験を行います

里山体験

10月31日(土)、筑西市の五郎助山で、NPO法人 里山を守る会が主催する樹木の点検講習会と自然体験イベントの講師を務めます。

身近にある木を、少し立ち止まって眺めてみる。葉や枝だけでなく、幹や根元にも目を向けると、いつもは気づかなかった木の姿が見えてきます。

午前は、樹木の点検について学ぶ講習会。午後は、子どもたちも参加できる、木のサインを探す里山探検です。地域の皆さんと一緒に、身近な緑への理解を深める一日にしたいと思っています。

午前は、木の変化に気づくための点検講習会

午前の「樹木点検・診断」講習会では、樹木医が木のどこを見て、どのように危険性を判断しているのかを、座学と実習でお伝えします。

幹の空洞や亀裂、腐朽、きのこなど、点検の際に注目するポイントを学んだあと、実際に五郎助山の木を観察します。

大切にしたいのは、日頃から木に目を向け、変化に気づくことです。「いつもと様子が違う」「この木は専門家に見てもらったほうがよさそう」。そんな気づきが、安全に緑と親しめる環境づくりにつながります。

身近な木を見守る方が地域に少しずつ増えるよう、樹木点検の考え方を、わかりやすく広めていきたいと思っています。

午後は、子どもたちと「木からのサイン」探し

午後は、「五郎助山できのこ・木くずを探してみよう!」を開催します。

里山を歩きながら、木の根元のきのこや木くず、幹の穴、枯れた枝などを探します。これらは、木の状態を知る手がかりになることがあります。

「どうしてここに木くずがあるの?」
「この木には、どんなことが起きているのかな?」

そんな疑問を入り口に、木や、木のまわりで暮らす生きものへ関心を広げてもらえたらうれしいです。

実際に見て、気づいて、考える体験を通して、子どもたちが地域の自然に親しむきっかけをつくりたいと思っています。大人の方のご参加も歓迎です。

里山を守る皆さんとともに

里山は、自然に触れられる場所であるとともに、地域の方々が手をかけ、大切につないできた場所でもあります。

今回、里山を守る会の皆さんとご一緒できることをうれしく思います。日々、地域の緑に関わっている方々の思いを大切にしながら、私も樹木医として、木の健康や安全を考えるお手伝いをしていきたいです。

木を知ることが、緑を大切にする気持ちにつながり、その気持ちが次の世代へとつながっていく。そんな機会を、これからも地域の皆さんとつくっていきたいと思っています。

秋の五郎助山で、一緒に木をじっくり見てみませんか。

開催のご案内

日程:10月31日(土)※雨天順延
会場:五郎助山(筑西市上野1073)
参加費:いずれも無料

午前|樹木医による「樹木点検・診断」講習会

  • 時間:10:00〜12:00
  • 定員:20名
  • 内容:樹木点検の座学、現地での実習、質疑応答

午後|五郎助山できのこ・木くずを探してみよう!

  • 時間:13:30〜15:30(受付13:15〜)
  • 定員:15名程度
  • 対象:どなたでも。小・中・高校生も大歓迎です
  • 小学生以下は保護者同伴
  • 持ち物など:歩きやすい服装、運動靴、帽子、飲み物、筆記用具。虫よけ対策をしてご参加ください

講師:茨城の樹木医 いとう事務所 伊藤瞳
主催:NPO法人 里山を守る会
後援:筑西(予定)