「植物救出ボランティア活動」についてご紹介します。

牛久ボランティア

― 牛久を「あじさいの街」へ。地域の緑を未来につなぐ ―

今回は、私が取り組んでいる「植物救出ボランティア活動」についてご紹介します。

この活動は、牛久に多くの珍しい植物がある園芸店・確実園があることを、

もっと多くの人に知ってもらいたいという思いから始まりました。

また、植物のことなら何でも知っている、園芸界でも知られる植物好きの園主・川原田さんの存在を、

もっと牛久市民の皆さんに知ってほしいと考えたことも、活動を始めた理由の一つです。

時代の変化とともに手入れが行き届かなくなり、いつしか森のように草木が生い茂ってしまった場所。

そこには、約100年にわたって守られてきた植物たちと、園主・川原田さんが長年培ってきた、

植物を育てる技術や知識があります。

このまま植物たちが失われ、長年受け継がれてきた技術まで埋もれてしまうのは、あまりにもったいない。

「何とかこの植木屋・確実園を盛り上げたい」

そんな思いからSNSで活動への参加を呼びかけたところ、少しずつ仲間が集まり、今では多くの方がこの活動に参加してくださるようになりました。

そして現在では、牛久栄進高校の園芸部や映像部の生徒さんたちも活動に参加してくれています。

世代を超えて、植物をきっかけに人がつながっていく。

それは、この活動を始めた当初には想像していなかった、とても嬉しい広がりです。

「牛久をあじさいの街へ」

この活動と並行して、「牛久あじさいプロジェクト」にも取り組んでいます。

園主・川原田さんの得意分野である「あじさい」。

長年培われてきた技術を生かしながら、牛久ならではのあじさいを作出し、

地域の魅力として発信していきたいと考えています。

いつか、

「牛久といえば、あじさい」

「あじさいといえば、確実園」

と言ってもらえるようにしたい。

そして、牛久のあちこちであじさいが咲き、人々が花を楽しみ、地域の交流が生まれる。

そんな未来を思い描いています。

地域の緑を、地域の力で生かす

私がこの活動を通して大切にしたいのは、単に園内をきれいにすることだけではありません。

地域にある植物や緑を、もう一度「地域の財産」として生かしていくこと。

そして、子どもたちが植物や自然と関わるきっかけをつくることです。

土に触れる。

植物を植える。

木に触れる。

季節の変化を感じる。

植物を育てる中で、命の循環や自然の大切さを感じる。

そんな体験を、これからの子どもたちに届けていきたいと思っています。

私にできることを、精一杯

この活動は、まだ始まったばかりです。

荒れてしまった園内を少しずつ整え、植物を救い、土を耕し、あじさいを植える。

一歩進んでは、また次の課題が見えてきます。

それでも、SNSで呼びかけた私の小さな思いが、多くの仲間につながり、高校生たちにも広がっていることを、

とても嬉しく感じています。

植物を守ること。

地域の緑を生かすこと。

人と植物をつなぐこと。

子どもたちに緑と関わるきっかけをつくること。

そして、100年守られてきたものを、次の世代へつないでいくこと。

私にできることを、これからも精一杯続けていきたいと思います。

いつか、この場所がたくさんのあじさいに彩られ、子どもたちの笑顔があふれ、

地域の人たちが自然と集まる場所になることを願っています。

少しずつ変化していく園内の様子や、植物たちの成長を、これからも記録していきたいと思います。

今後も、植物救出ボランティアの活動の様子、牛久あじさいプロジェクトの取り組み、四季折々の植物たちの変化などを、ブログやSNSで発信していきます。

ぜひ、この活動を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。

100年守られてきた植物たちを、次の100年へ。

牛久を「あじさいの街」へ。

植物を通して、人と地域と未来をつないでいきます。

茨城の樹木医 いとう事務所