レジストグラフ機器診断

レジストグラフによる樹木内部診断
― 見えない危険をデータで見極め、適切な管理・判断へ

見えない樹木内部を「見える化」し、根拠ある樹木管理へ。

外観だけでは判断できない樹木内部の腐朽や空洞を、レジストグラフによってデータ化します。

レジストグラフは、目視や打診だけでは判断が難しい腐朽や空洞を確認する診断機器です。

機器診断を組み合わせることで、より精度の高い、安全で適切な樹木管理をサポートします。

当事務所では「切るべきか、残すべきか」の判断が難しい樹木に対して、デジタル精密診断機器「レジストグラフ(IML-RESI PD600)」と目視診断を組み合わせることで、伐採・保全・経過観察の判断に、より客観的・科学的データに基づく樹木診断をご提供しています。

レジストグラフ機器診断
レジストグラフ機器診断

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樹木内部診断システム「レジストグラフ」の仕組み

直径わずか1.5mmの錐(キリ)で樹木内部の抵抗値を測定

レジストグラフ機器診断

レジストグラフは、樹木内部を客観的に評価する精密診断機器です。

直径約1.5mmの錐(キリ)を一定速度で樹幹内へ挿入し、木部から受ける抵抗値を連続測定します。

得られた数値をグラフ化することで、外観からは判断できない腐朽の進行状況や空洞の有無を正確に把握できます。

木材の硬さを「貫入抵抗値」としてリアルタイムにグラフ化

樹木の中がしっかり詰まっている健全な部分は抵抗値が高い値を示し、腐朽(腐り)や空洞がある部分は抵抗値が低い値に変化するため、外からは見えない隠れた異常を一瞬で見つけ出すことができます。

レジストグラフ機器診断

レジストグラフによる "見える化" がもたらす3つのメリット

3つのメリット

① 客観的なデータに基づく樹木診断
② 必要な樹木を見極めた適切な管理(予算の適正化)
③ 説明責任を支える診断データ

客観的なデータに基づく樹木診断

目視では分からない樹木内部の腐朽や空洞を、レジストグラフでデータ化。

抵抗値や腐朽率などの客観的な情報をもとに診断するため、伐採や保全の判断に確かな根拠が得られます。

レジストグラフ機器診断

② 必要な樹木を見極めた適切な管理(予算の最適化)

樹木を管理している部署では維持管理費用の予算管理が欠かせません。

レジストグラフによる精密診断は、限られた予算をどの樹木に集中すべきかの明確な判断基準となります。

むやみな伐採や過剰な対策を防ぎ、必要な案件へピンポイントで予算を投入できるため、発生費用を最小限に抑えながら、安全で効率的な維持管理を実現させます。

③ 説明責任を支える診断データ

診断結果は、測定データや腐朽率などの客観的な記録として残ります。
樹木管理の判断根拠を明確に示せるため、住民への説明や管理計画の作成、万が一の事故発生時における管理履歴の記録としても役立ちます。

科学的なデータに基づく診断は、安全で計画的な樹木管理を支える重要な判断材料となります。

「他社で伐採と言われた木」のセカンドオピニオン

『この木は倒れる危険があるから、切るしかありません』

樹木セカンドオピニオン

そのように告げられ、ショックを受けているオーナー様・管理者様は少なくありません。しかし、諦める前に一度、当事務所にご相談ください。

従来の診断では、外観の傷み具合だけで「念のために切っておこう」と安全マージン(余裕)を大きくとって伐採の判断が下されるケースもありました。

当事務所では、レジストグラフによる高度なデジタル精密診断を行う「セカンドオピニオン(第2の診断)」を受け付けています。

「本当に伐採が必要な段階なのか」「それとも適切な処置で残せるのか」を、

樹木医の視点から誠実にアドバイスいたします。

「伐採しかない」と諦める前に、まずはご相談ください。

当事務所では、年間数多くの樹木と向き合ってきた樹木医が、デジタル精密診断であなたの大切な木を守る方法を探します。

セカンドオピニオンのみのご相談も大歓迎です。

レジストグラフの診断事例

<診断カルテサンプル>

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レジストグラフを使用した樹木診断カルテ

用語の解説

直径約1.5mmの穴で樹木は大丈夫?

開けた小さな穴は錐(キリ)を抜いた段階から速やかに閉塞されていきます。大切な巨樹・御神木や、デリケートなサクラの木などにも、樹勢を損なうことなく安全に使用できます。

空洞率(くうどうりつ)とは?

空洞率とは樹幹の断面積に対して、内部の空洞が占める割合を数値(%)で示したものです。
診断データから空洞の割合を評価します。

50%以上になると幹折れ・倒木のリスクが極めて高くなるとされています。

t/R率(肉厚比)とは?

t/R率は、樹木内部に残る "健全な木部の割合" であり、目視診断や腐朽状況と合わせて倒木リスクを総合的に判断するための重要な指標です。

t:幹の健全部の厚さ/R:樹幹の半径

基準

0.3≦ t/R健全
t/R ≦ 0.3倒木のリスクが高い
※腐朽空洞部が断面積の約50%以上を占める状態

樹木は、伐採が必要なものもあれば、適切な管理によって安全に残せるものもあります。

当事務所では、樹木医による目視診断とレジストグラフによる内部診断を組み合わせ、客観的なデータに基づいた樹木診断を行っています。

安全性と樹木の価値の両方を大切にしながら、最適な管理方法をご提案いたします。
セカンドオピニオンとしてのご相談も、お気軽にお問い合わせください。

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